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1 プラークコントロールとは?
●歯肉縁上プラークと歯肉縁下プラーク
プラークは、歯の表面についている場所によって、歯ぐきを境として歯肉縁上プラークと歯肉縁下プラークとに分けられます。
歯肉縁上プラークと歯肉縁下プラークでは、どちらが体に悪い影響を与えると思いますか?
実は歯肉縁下プラークの中の細菌は、歯肉縁上プラークと比べてより体に悪い毒素や酵素を作り出すのです。 |
2 プラークコントロールのしかた
●患者様と私ども歯科医師、歯科衛生士のチームワークで
プラークコントロールには、患者様が自分で行うセルフコントロールと、歯科医師・歯科衛生士が行うプロフェッショナルコントロ−ルとがあります。
両方とも大切ですが、プラークは毎日の食生活で付着します。そこで、まず第一に口腔清掃を毎日十分に行い、プラークコントロールすることが重要です。
そのうえで、患者様がプラークを除去しにくいところや除去できないところ(歯と歯ぐきの間など)を私たちが清掃し、管理いたします。
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3 歯周病
●歯周病の原因はお口の細菌です
プラーク(歯垢)は、歯の表面についている場所によって、歯ぐきを境として歯肉縁上プラークと歯肉縁下プラークとに分けられます。
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健康な歯ぐき
プラークの細菌の量が少ないと、体を守る免疫の方が強く、健康なお口でいられます。 |
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歯肉炎
プラークの細菌の数が増えると、細菌の持つ毒などが引き金となり、歯肉に炎症が起こります。 |
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歯周炎
歯肉炎がさらに進んで歯を支える骨(歯槽骨)にまでおよぶと、歯周炎となり、歯の支えを失っていきます。その結果、歯から動揺をはじめ、移動したり、抜けたりしてしまいます。 |
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